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環境集住体
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先人は知っていた 集住の知恵
私たちの家づくりで第一にあげられる条件は台風に強いこと、そして蒸暑い夏を快適に過ごせることです。言い換えるとシェルター性を高めるためには閉じ、アメニティー性を高めるためには開く、つまり「閉じつつ開く」、という相矛盾した課題を抱かえ込んでいることになります。
私たちの先人達もこの難題に翻弄されていたでしょう。非日常の台風災害に対応して閉じることを優先させてしまうと日常が快適ではなくなります、また、日常の快適さを優先させてしまうと被害をこうむってしまいます。だから先人達は、風水のよい場所を選び、集まって住み、「環境集住体」として閉じつつ開く手法を形にしてきたのだと思います。
そこには、あらゆるレベルの緩衝帯があります。強風を弱めたり、涼風を引き入れたり、集住の中にプライバシーのグラデーションが有り、暮らしの秩それは、島空間のエコハウスそのものです。