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第15回 防災一口メモ
情報提供:宮古島地方気象台
台風予報が変わります
気象庁は、この4月から台風予報の図表示等を一部変更しました。変更内容のうち、台風対策をするうえで特に必要と思われる3点について紹介します。
台風対策に必要なこと1
予報円や暴風警戒域の線が重なり合って見づらいことがあったため、予報時間毎の円表示から暴風警戒域全体を囲む表示にします。また、台風の進む方向をわかりやすくするため、予報円の中心点とそれを結ぶ線を表示します。
予報円の中心は、台風の中心が高い確率で進むと予想されるところです。この中心線に近い地域は特に厳重な警戒が必要です。ただ、台風は必ずしも中心線に沿って進むわけではないので、予報円とあわせて利用することが大切です。
台風対策に必要なこと2
24時間先までを3時間刻み(従来は12時間刻み)で予報します。予報時間が細かくなったことで、自分の住む地域で警戒すべき時間帯や、いつ頃から台風対策を始めればよいかがわかりやすくなります。なお、気象庁ホームページでは、動画(コマ送り)でも表示します。
台風対策に必要なこと3
台風の強さを表すものとして、これまでも発表している中心付近の最大風速に加えて、新たに最大瞬間風速も発表します。
被害の大きさは、最大瞬間風速が大きく影響しているといわれており、台風対策上重要な情報となるものです。
台風情報は、必ず最新の情報を入手し利用しましょう!
詳しくは、気象庁ホームページ を参照してください。
緊急地震速報がこの秋から始まります。
詳しくは、気象庁緊急地震速報の解説 を参照してください
宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054