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第81回 防災一口メモ (2013年02月)
情報提供:宮古島地方気象台

ニンガチ・カジマーイ(2月風廻り)

~穏やかな天気が一変!風の急変など荒れた天気に注意~

 昔から沖縄にはニンガチ(2月)・カジマーイ(風廻り)と呼ばれ海の荒れる日があり、漁師たちの間で恐れられてきました。発生時期が旧暦の2月頃であること、また、風の廻り(変化)が早いことからそう呼ばれています。

 この時期には、西高東低の「冬型の気圧配置」が緩み、移動性高気圧と低気圧が短い周期で日本付近を通過するようになります(天気図参照)。中でも、沖縄近海で発生した低気圧が発達しながら速い速度で沖縄地方を通過し、北よりの強い風が吹き出し荒れた天気となることがあります。特に海上においては、穏やかな状態から一変して、風の急変で強い風が吹いたり、急激に波が高まってしけとなり、これまでにもレジャーボートや漁船等の海難事故が多く発生しています。

 気象台では、このような風や波の急激な変化が予想される場合には、注意報・警報のほかに、「強風と高波に関する気象情報」を事前に発表します。この気象情報は宮古島地方気象台のホームページから確認できますので、海洋レジャー等を行う場合は、最新の気象情報を十分に確認してから出かけましょう。

ニンガチ・カジマーイの天気図例

宮古島地方気象台ホームページ

【気象警報・防災情報は、テレビ・ラジオまたはホームページから】

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お問い合わせ先

宮古島地方気象台
電話:0980-72-3054

防災メモ